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未晒し木綿の布コーヒーフィルターができるまで

ある夜、コーヒーを淹れようとキッチンに立つと、ペーパーフィルターがきれていることに気がつきました。
さて…と考えた私はふと、ネルドリップの布製コーヒーフィルターのことを思い出しました。
どこかにネルがあったかも…、と布箱の中を探したけれどもそこにネルの姿はなく、代わりに一反の白木綿をみつけました。これはずいぶん前に祖母から「刺し子をするように」と渡されていた反物で、すっかり忘れていた布でした。
「ネルがいいなら、きっと木綿でもいいよね?(同じ綿だし…)」と、さっそくフィルターを作ってコーヒーを淹れてみると、今まで飲んでいたコーヒーとは何かが違う・・・。味、香り、口当たりのどれもが新しい。 
やわらかい・・・
これが最初の感想で、コーヒーの美味しさの秘密に触れた瞬間でした。
その時はどうしてコーヒーが美味しくなったのかわからなかったのですが、ここから私の新しいコーヒーライフが始まりました。
その後、食品にも安心して使える品質の布を探すうちに、凛とした表情があるのに優しい風合いもある和泉産の『未晒し木綿』に出会うことになります。
和泉産の木綿は、江戸時代から広く日本人に愛され続けている木綿生地で、一時は海外からの輸入製品に押され、消えかけていた幻の布だったのですが、近年、泉州の布職人たちの活動によって復活したという歴史のある布で、浴衣や手ぬぐいから、現在では医療機関でも使われている布地です。
伝統ある日本の布と世界中で愛され続けているコーヒーとの出会い、新しいテイストとライフスタイル。
これまで「コーヒーフィルターは紙でできていて、毎回捨てるもの」と思っていた私の意識とライフスタイルを変えた、この日本生まれの『未晒し木綿の布コーヒーフィルター』をすべてのコーヒー好きの方にお薦めしたいと思います。
未晒し木綿の布コーヒーフィルター『ひととき』 @ オンラインショップはこちらから
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